2007年6月10日 (日)

忘れられてたDVD鑑賞

映画好きの私が、この1ヶ月、全く見ておりませんでした。映画と言っても、劇場には、行けませんので、もっぱらレンタルDVDの鑑賞です。ツタヤのDISCASでネット予約をして、郵送されてくるDVDを鑑賞するのですが、5月初めに送られてきたDVD2枚を全く見る時間がありませんでした。月に4枚の金額を払っているので、ちょっともったいなかったですね。今回送付されていたのは、「ミリオンダラー ベイビー」と「甘い生活」だったので全く気分が違います。日々、ピッコロバイオリンの世界に浸っていたのですから。DISCASは便利で良いのですが、20枚くらい予約リストを作っておいて、その中から、在庫管理のシステムの中で、適当に選ばれて、順次送られてきますから、その時のこちらの気分と送られて来るDVDの内容がイマイチ合致しないこともあります。しかし、これを返却しないと次がこないので、とりあえず、軽く見て、返却することにしました。

見た後で、ちょっと、気分がヤッパリ違うもんで、ガーデンプレイスのTSUTAYAへ出向き、また、DVDを借りて来ました。怒涛の鑑賞です。

先週寝すぎたせいか、寝ても2時間くらいで目が覚めてしまい、今度は、眠れなくなってしまったので、夜中のDVD鑑賞に好都合でした。

コリンファース、ケヴィンベーコンの「秘密のかけら」、スウェーデンの映画「歓びを歌にのせて」、イギリスに住むパキスタン家族の生活と異教徒の恋愛を描いたケン・ローチ監督の「やさしくキスをして」。

「歓びを歌にのせて」は、スウェーデン・アカデミー賞「ゴールデンビートル」8部門にノミネートされ、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたケイ・ポラック監督作品で、有名な人も美男美女も出ていませんが、なかなかオーソドックスな心温まる映画です。音楽の力というものを感じさせます。人々がどれほど保守的で変化を恐れているか、小さなコミュニティーの閉鎖性の現実も見せつけます。

「やさしくキスをして」も映画としては、イマイチですが、イギリスに暮らすパキスタンの家族やコミュニティーの様子が、本当にアリガチというか、実際そうなんですが、よく表現されています。たとえば、見合い相手が「ドコドコ大学でph.Dをとって、今もドコドコ大学で生物学の研究しています。」「うちの娘も心理学の修士号をとって、」など。親はお店を経営してお金をためて、子供たちに高等教育を受けさせることが一番のプライオリティーで、自慢です。実際に日本にいるイギリス国籍のインド系の友人も、ph.Dを持っています。それから、先日、インド系の英語のモノマネをしていたのですが、この映画でもそれが学べます。馬鹿にして真似しているのではなく、それぞれの国のなまりが英語に出るのは、とてもカラフルな世界の現状で、国際的なコミュニケーションツールとしての英語の豊かさを感じさせます。その特徴がわかると、実際にコミュニケーションする時に理解しやすいのです。昔、同時通訳の村松増美先生もインド人の英語のモノマネをしてくれました。また、彼等が言いそうなフレーズというか思考をも真似してくれるので、とても楽しく勉強にもなりました。

さて、今年みたDVDの中で、印象に残っているのは、スティーブン・キング原作の「ドロリス・クレイボーン」(日本語のタイトルは「黙秘」)キャシー・ベイツが主演なので、ミザリーを思わせ、またかと思うのですが、キャシー・ベイツの無愛想なところと時たま見せる愛らしいところ、さりげなくみせる愛情深い表現も素晴らしく、過去と現在をコダックとフジのフィルムを使い分けて撮影し、陰影、微妙なカラートーンを変える手法といい、えぐるように過去の秘密を少しづつ解き明かすアプローチの手法といい、美しい風景といい、なかなか良い素晴らしい映画でした。また、ジュディー・パーフィットが上手いし、(友達の歌手のグレッグ・アーウインに似ているのでビックリ、親戚かしら)、クルストファー・プラマーもジョンCライリーも良い味だしてて。。。

映画って本当に良いもんですね。(劇場で見なきゃ映画じゃないって言う人もいますが、ここは、ご勘弁を)

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