NY滞在1日目-1-
今日は、ピッコロバイオリニスト、セドフさんの紹介で、メトロポリタン美術館楽器セクションの方に会いに行きます。セドフさんが使っているDr.ハッチンス作の新しいバイオリン属の楽器がここに収蔵されています。もちろん、セドフさんの使っているピッコロ・バイオリンの兄弟もいます。こちらでは、TREBLE(高音の) VIOLINと言います。セドフさんは、メトロポリタン美術館でも2年前にコンサートをしており、その時の担当者です。
ホテルを出て、ドアマンにメトロポリタン美術館に行きたいのでタクシーを止めてくださいとお願いすると、目の前にあった黒塗りのベンツのドアを開けてくれました。車の中には、ジュメイラーのパンフレットも入っているので、どうもタクシーとは様子が違うなと思ったら、ホテルのハウス・カーでした。
確かに、ゆうべ、部屋まで荷物を運んでくれた方が、ホテルのリムジンもその他の車も、ホテルから10ブロックの距離の範囲であれば、空いていれば使えると言っていました。私は、メトロポリタン美術館はどうかと聞いたら、その人は、ちょっと遠すぎるので使えないと言っていたのでした。
これは、ドアマンにチップをあげるべきところでしたが、とっとと、車に通され、ドアも閉めてくれちゃったし、私も、動き出すまでハウス・カーだとわからなかったので、チップを渡せずに、失礼してしまいました。
メトロポリタン美術館
担当のJoeさんが、まずは収蔵庫をツアーしてくれました。松本記念音楽迎賓館にあったようなオルゴールからハープシコード、初期のピアノ、石の木琴、グラスなど、たくさんたくさん見せてくれて、わくわくする時間でした。徳川家のお琴もあり、彼は、これは国外の我々が買ってしまって良いのかと思ったけれども、日本の美術館も博物館も興味がなかったようだから、しょうがないね、なぜこういうのを国外に出してしまうんだろうと、また、問題意識をくすぐるようなことを言ってくれます。
他にもたくさんたくさん、見せていただきました。楽器セクションのチーフの方やリサーチフェローの方々もご紹介いただきました。バックヤードの音響担当の部屋、イベントのチケットオフィス、館内にある音楽ホール。。。その後は、展示室も案内してくれました。“触れないで下さい”という楽器の中をあけて、音まで出して、見せてくれました。
午前中に伺って、お昼の時間もけずって案内していただいたので、あまりに申し訳なく、私も久しぶりに履いた踵の高いパンプスに、ちょっと足も痛くなってしまったので、いい頃合に失礼致しました。まあ、せっかくの機会なので館内をゆっくりみて行って、とゲストとしての手続きもしてくれました。
私が例のごとくいろいろと質問をしたので、CDや資料もたくさん下さいました。
とにかく、早く椅子に座りたいし、お腹もすいたので、館内でランチをとろうと、カフェという名の箇所を館内マップで見つけます。最初に2階のバルコニーカフェに行きましたが、厨房らしいものも見えなかったので、“たぶんサンドイッチとかそんなものしかないかも”とそこは諦めました。今度は、ルーフ
ガーデンカフェが良いとガイドブックに出ていたのを思い出し、屋上に行ってみます。そこへ行くまでのエレベーターは、1階の奥にしかないので、結構歩き回って、もう足の痛さは極致に達していました。そんな思いをして上がった屋上ですが、カフェとは名ばかりのただの売店でした。いくら、足が痛くても、食べたいものを食べたい環境で食べることを優先させたい!というので、インフォメーションでちゃんとした食事ができるレストランはどこか確認し、今度は1階奥、セントラルパーク側のレストランをやっと見つけました。ところが、なかなかオーダーを取りに来てくれずに、イライラしてしまいました。なんたって、お腹も空きすぎています。3:00にホテルに電話が入ることになっているので、このあと見たい展示室やギフトショップをみる時間を考えると、のんびりしてもいられません。私は、オーガニックチキンのサラダを頼みました。アスパラ、ア
ーティチョークが入って、結構正解でした。ちょっと塩が濃かったのですが、素材もよく、柔らかいチキンがこれでもかこれでもかとたくさん入っていました。サラダだけだとしょっぱい感じですが、バンと一緒であれば、なんとなくOK。それとコーヒーで十分満足しました。となりに座ったおじさま2人の観光客は、「それはチキンサラダか」「おいしいか」と聞いてきました。たぶん、がっついておいしそうに食べていたのだと思います。このサラダが20ドル、コーヒーが2.5ドル、税金、チップを入れると3000円を越えますので、ちょっと高いですよね。
せっかくの機会なので、新しく広いレストランをつぶして作ったというギリシャ・ローマ展示を中心に見て回りました。私が、トイレに行こうとエジプト展示室に入り、皆が入っていく細い入り
口がそうかと思って、近づいていくと、警備の方が行手を阻みます。「ここは、トイレではありません。」「トイレは向こうです。」「How do you know?」驚きました。その方の写真を撮らせてくださいとお願いしましたが、警備上それは、ダメなんだそうです。で代わりに私を撮ってくれました。ここです。確かにトイレには見えませんが、でも自由に入って見学できる場所でいろんな人がそこに入っていくのですが。。。どうして、私がトイレに行こうとしていたと、わかったのでしょうか。本当に不思議でした。もちろん、差し迫っていたわけではなく、普通にゆっくり歩いていたのですよ。
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