門司港
出張で山口に行ったついでに、足を伸ばし門司港ホテルに泊まってきた。http://www.mojiko-hotel.com/index.html ここは、福岡のイル・パラッツォと同じく、イタリアの建築家アルド・ロッシが設計したデザイナーズホテルとして有名だ。デザインは、それぞれ好みがあるので、このような個性的なものは、好き嫌いもあるだろう。
私がここを好きな理由はデザインよりも何よりもそのロケーションにある。いつも下関から船で渡るのだが、船着場から歩いて5分、部屋からの眺めも最高だ。ホテルの周りには、明治22年開港以来の異国風のモダンなというか、今やレトロな建築物や表示、看板が郷愁を誘う。
周辺には、ローマテルミネ駅を模して大正3年に建てられた門司港駅。旧三井倶楽部、旧税関など明治大正期に作られた西洋建築が今も町や自然に溶け込んでいる。
海沿いの道は広く整備されており、散歩やジョギングする人々も多い。その空間と水平線とレトロな雰囲気と近代的な建物の交錯といい、規模の差はあるにしても、まるで、サンフランシスコかバンクーバーのような港町独特の異国情緒が漂う。夜にはライトアップされ、水面がキラキラ輝いている。いたるところに座れる木製のベンチが配してあり、何もしないで、船の行きかう様子を眺めているだけでも、楽しい。
ただ、ベタつきからむような湿気が気になる。前に来たときもちょうど台風の時で、海は大荒れ、飛行機が飛ばずに新幹線で帰った。
今回も、夜中には、ゴロゴロとものすごい雷がなり、バラバラという雨の音で熟睡できなかった。翌朝も雨だった。ホテルでゆっくり時間をかけて朝食をとった。
(今日は何のアポもなく、ただ帰るだけだ。)
雨に煙るレトロな町並みにノスタルジーを感じながら、にぎわう福岡経由で喧騒の東京に舞い戻った。気持ちのリセットのために必要だったのか、ゆうべ眠れなかったせいか、飛行機の中では、飛び立つ前から爆睡していた。
| 固定リンク


コメント